Ochibi’s blog

オーストラリアが好きです。

ワーキングホリデーinメルボルンのススメ

2022年6月1日より日本のコロナ水際対策が緩和され、少しは行きやすくなってきた海外旅行。ワーキングホリデーをお考えの中の方も多いと思います。ワーホリメーカーには一番人気のオーストラリア!その中でも人気の都市メルボルンのおススメポイントをご紹介します。

ワーホリの滞在先、どこにしよう?

国はオーストラリアに決めたけど、シドニーメルボルン、パース、ゴールドコーストetcどの都市に滞在しようか?などとお悩みでしたらこの記事を参考にしてみてください。私自身、ワーホリでメルボルンに1年間滞在していましたので、メルボルンのおススメポイントを実体験を交えてご紹介します!

ポイント①みんな超親切

メルボルンの街中で地図を開けば、オージーがすごい勢いで助けに来てくれます。(ただこれは昔の話で、最近は地図を開くといってもスマホですよね・・・)大きなスーツケースを抱えていれば、ジェントルメンが運ぶのを手伝ってくれたり、通りで目が合えば美しいお姉さまが微笑んでくれたり、電車の中で鼻水をズルズルしてると「鼻かめ!」とティッシュ渡されたり(これは、文化の違いで、周りに不快感を与えているから、と後から知りましたが)。横断歩道に立てば一瞬で車は止まってくれるし、見知らぬ人が私の靴下をわざわざほめてくれたり、とにかく、メルボルンはポジティブオーラであふれています。ワーホリメーカーの皆さんは日本食レストランで働くこともあると思いますが、オージーたちは店員に対しても敬意を表して、目をきちんと見て「Thank you」と言ってくれます。また、わがままなお客様はほとんどおらず、長く待たせてしまっても穏やかに待ってくれます。接客業をしていても一度も嫌な思いはしませんでした。お客様なのにオージー達は超親切です。

メルボルン内を走るトラム

ポイント②豊かな食生活

とにかく様々な国の美味しいものが楽しめることで有名なメルボルン。おいしいイタリアンを食べたいならライゴンストリート、ベトナム料理ならビクトリアストリート、ギリシャ人街やチャイナタウンも有り、ありとあらゆる美味しいものが集まっています。また、独自なカフェ文化でも有名なメルボルン。私がいた当時はスターバックスが進出してきた年だったのですが、その後、撤退していったとニュースになりました(現在あるスターバックス店舗は直営店ではないそう)。これからワーホリで行かれる皆さんには是非メルボルンでとっても美味しいカフェラテをじっくり味わってほしいと思います。他にも、オーストラリアといえばフィッシュアンドチップスやミートパイ、チキンパルマ、バンガーズ&マッシュなどなど、美味しいものをたくさん楽しんで来てほしいです。

メルボルンのカフェ

ポイント③美しい街並み、公園

美しい街並みでも有名なメルボルン。街中にはトラムが走り、古い建物もたくさん残っており、その中にも緑豊かな公園が点在し、街中でも落ちているごみは少なく清潔です。なぜか街中を裸足で歩く人多数。私が滞在中に、近所の古い民家を解体工事している現場を見て若いオージーが「あんな分厚い壁の家を壊すなんてもったいない」とつぶやいていたのが印象的でした。古いものを大切にする文化がメルボルンにはあります。また、公園も日本の公園とは全然違って、グレーの砂ではなく、芝生でおおわれているところが多く、ピクニックをしている人がたくさんいます。みなさんも是非スーパーで安くておいしい果物などをゲットしてブランケットを持ってピクニックに出かけてみてください。

メルボルン市内を流れるヤラ川

ポイント⑤多国籍都市メルボルン

豊かな食生活があるのもそれもそのはず、住む人の半数以上が海外生まれで世界140ヵ国以上の人々による多国籍文化が構成されています。私も最初のホストファミリーはエジプト人で、次にフラットシェアをしたのが、韓国人と台湾人とドイツ系オージーでした。語学学校では本場イタリアのトマトソースの作り方を教えてもらったり、バイト先ではマレーシア人やインドネシア人の友達が出来たり、このように様々な文化に触れることができるのはメルボルンならでは。本当に贅沢なことだと思います。語学以外でもたくさんのことを学べます。またこのような環境からか人種差別を受けたことは滞在中一度もありませんでした。

 

デメリット

物価はやや高いメルボルン

そんな大好きなメルボルンですが、私が感じたデメリットも記しておきたいと思います。

  1. 冬は結構寒い・・・オージーたちはへっちゃらのようでしたが、私には冬の寒さはこたえました。南極の方から冷たい風が地を這うように吹いてきて、滞在中にインフルエンザにかかってしまいました(保険がきく日本語が通じるクリニックへ行って、事なきを得ました)。逆に夏は40度越えもあり車の中でCDが歪んでいました。夜9時頃まで明るい時期もあるのでそれも楽しめると思います。

  2. 物価がやや高い・・・観光都市ということもあり、特に街中のレストランなどは高いと感じるかもしれません。スーパーマーケットで買い物をして自炊をしたり、持ち歩く水は水道水(水道水が美味しい!)など工夫をして費用を抑えるのが良いかもしれません。
  3. 太る・・・美味しいものがたくさんあるメルボルン。食事のサイズやパッケージも日本より大きいものがほとんどで気が付いたら太ってしまったということがあるかもしれません。トラムの乗車料もやや高いのでなるべく歩いたり、日本とは違って自転車用のレーンが整備されているので自転車を活用するのも良いですね!トラムはFree Tram Zoneと言う一部無料区間もあります。

住めば大好きになる街

フリンダースストリート駅

英国経済情報誌エコノミストで7年連続「世界で最も住みやすい都市No.1」にもなったというメルボルン。治安も良く、留学生の受け入れ制度が充実していて、初めての留学、初めての海外でも安心です。日本人留学生も多く、日本との時差も少ないのも親御さんには安心ですね。カフェやアート、多国籍文化を体験したいなら是非メルボルンへ!きっと大好きな街になると思います。